支援の記録 2025/10/03

少しずつ、できることを増やしていく

少しずつ、できることを増やしていく

課題進行性疾患で身体状況が変わっていく中でなかなか外出もできず、 登校もできずにいた。

解決HABILISの様々なサービスを活用しながら登校ができるようになったり、 イベントに参加したり外出もできるようになった。

進行性のご病気をお持ちのお子さん。
発作や体調の波があり、日々の生活そのものが不安定な中で、
お母さまは「外出すること」「学校や放デイに預けること」に強い不安を抱えていました。
利用を始めた当初は、お母さまも常にそばで見守りながらのスタートでした。

学校は訪問籍で、登校できる日も限られ、外に出ることすら一苦労。
それでも、HABILISでの一日預かりの中で、スタッフが丁寧に体調を見守り、
お子さんの様子に合わせて投薬を行いながら、少しずつ新しい環境にも慣れていきました。

「学校に通いたい」という気持ちはありながらも、
体調面を考えると踏み出すのが難しい——そんな時期もありました。
そこで、居宅訪問を組み合わせ、自宅で体調を確認しながら放デイへの移動をサポート。
放デイで安心して過ごし、また帰宅する、という流れを繰り返すうちに、
お母さまも「一日を安心して任せられる」という気持ちが育っていきました。
その結果、少しずつ学校への通学も再開。今では週1〜2回の登校と放デイ利用を続けられています。

さらに、進行性のご病気がある中でも、
「家族で一緒に思い出を作りたい」というお母さまの願いを叶えるために、
HABILISのイベントにも参加。
近くの公園で特大すべり台に挑戦したり、
家族だけでは難しかったディズニーランドや高尾山への外出も、
スタッフと共に実現することができました。

お母さまからは、
「本人が楽しむ姿を見るのがうれしいのはもちろんですが、
家族みんなで一緒に笑える時間を過ごせることが何よりうれしい」と
温かい言葉をいただいています。

お子さまやご家族に合わせて段階を踏み少しずつチャレンジしながら、お子さまとご家族の可能性が広がっていくことを今後も支援していきます。

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